私には借金がありました。理由はブックメーカーという海外のスポーツブックメーカー投資です。ブックメーカーとはサッカー、テニスを始め海外競馬や選挙などさまざまな勝敗にかけることができるサービスです。
1000円程から始めることができて、掛け金を自分で設定できる所までは日本の競馬と同じですね。
最初はお小遣いで始めたのですが次第に熱くなってしまい掛け金がどんどん増えていきました。勝率は高くても稼いだお金をどこかのタイミングでガツンと溶かすことの連続でした。
嘘をついて小遣いをせびったり、終いには某消費者ローンに手をだしてしまいました。
限度額いっぱいにまで達するのはあっという間でもうどうしようもない状況でした。
返せなくなったときの気持ちですが、もうこのブックメーカーで取り返すしかないという気持ちでいっぱいでした。クレジットのキャッシング枠を利用したり、家族や親にばれたくはないという気持ちでいっぱいでした。
どうしようどうしようという思いで仕事にも手がつかず夜も眠れない日が続き心身ともに参ってしまいました。
私はギャンブルが好きで好きでたまらないという訳ではありません。少ない給料を賄える副業の一部にでもなればいいかなと思っていただけでした。それがまさかこんなことに、どうしてこんなことにという気持ちでいいっぱいでした。
もう自分ではどうしようもないという状況になってしまいとうとう親に打ち明けることになりました。
まず親に打ち明けた所、家族の為にということでしかられたりはしたものの、子供もいたため離婚にならないようにと肩代わりをしてくれました。
それでなんとか一度は方がついたかと思ったのですが、私の見栄が邪魔して借金を少なめに申告してしまい、少々の借金を残してしまいました。
実は今でもその借金を抱えたままもやもやとした日々を送っています。
いつ妻にばれるのかという恐怖と後ろめたさでいっぱいですが、なにかと出費がかさなり借金を減らしていくことができない現状が今の私です。借金をしたことについては後悔しかありません。